富士市では「富士市移住定住応援団」として地域全体で移住者を応援する取り組みを行なっています。今回、新しく応援団に登録されたのは、市内中心部にある吉原商店街にてゲストハウス「14GuesthouseMt.Fuji」を経営している鈴木さんご夫婦。

地域に根付く企業として、移住前後のお困りごとはなんでもご相談ください！と笑顔で語るお二人に、同企画に参加されたきっかけや、現在の取組についてお話しをお聞きしました。

プロフィール

鈴木 大介さん/美緒さん

ゲストハウスのオーナーとして、ゲストと地域を繋ぐ取組をしています。ご主人の大介さんと、奥様の美緒さんは富士市出身。二人とも、進学・就職のため、都市部で暮らしていましたが、富士市を盛り上げる仕事がしたいとUターン。趣味は、夫婦揃ってアニメ鑑賞。

14GuesthouseMt.Fujiとは？

2020年4月、吉原商店街にある築50年の空きビルをリノベーションしてできたゲストハウスです。中心市街地にも関わらず低価格で宿泊できることに加え、ゲストと地域を結び、まちの魅力を最大限楽しめる“アクティビティ＆ワークショップ”を宿泊とセットで提供しています。

ゲストルームにはプライベートタイプとドミトリータイプがあり、富士山周辺の観光を旅行するご家族から、ひとり旅をする旅人まで、どなたでもゆっくりとおくつろぎいただけます。

人が集うまちづくりへと

東海道五十三次の１４番目の宿場町として親しまれてきた吉原商店街は、多くの人が行き交う場所として栄えていましたが、時代の移り変わりにより、宿場町としての役目を終えることになります。

やがて、人々が郊外へ移り住むことにより、空き店舗や空きビルが増えていくなか、再び人が集うまちにしていきたいと、空きビルの再生を始めることになりました。歴史と文化が継承されるこの場所が、鈴木さんご夫婦の手により、リノベーションされることで、新たな賑わいを創出する「14GuesthouseMt.Fuji」が誕生しました。

応援団に登録した理由は？

県外から富士市に移住を検討してくださる方の中には、富士市に住んでみたいけど、いきなり住むのには少しハードルが高いというお悩みを聞くことがあります。

そこで、気軽に富士市に遊びにきていただきながら移住前の宿泊場所として、ゲストハウスをご活用していただいたり、私たちの得意とするローカルアクティビティやワークショップを提供したりすることで、このまちを知っていただくきっかけづくりのお手伝いができればと思い応援団に登録をすることになりました。

加えて、移住前後の生活相談から余暇活動まで、地域情報ガイドとしてもお役に立てると自負しております。私たちは、富士市に移住される方と地域を結ぶ企業として移住者さんを応援しています。

移住を検討中のあなたへ

富士市は、富士山と駿河湾に囲まれた風光明媚なまちであることはもちろん、首都圏へのアクセスが抜群で、地理的にも恵まれた地方都市になります。

富士市への移住前後のお困りごとがありましたら、どんなに小さいことでも構いませんので、電話やSNSなどでお問合せいただけたら嬉しいです。知らないまちに馴染むことに、不安があるかと思いますが、私たちは、その不安を払拭し、あなたと地域を結ぶ懸け橋になりたいと思っています。

この記事を書いた人

佐野 美幸

2011年、富士市にUターン。2018年度から富士このみスタイルで活動しています。趣味は筋トレ。４年後の富士登山に向けて、トレーニングルーム（＠富士水泳場）に通っています。