移住して半年の私が「空き家のリフォーム体験会」をレポート!
記事公開日:2022.11.8
今回は、富士市に移住して19年目の山口さんと共に、移住して半年の私ライター金澤が、富士市のシティプロモーション課移住定住推進室と住宅政策課が主催した「富士山のふもとで 空き家のリフォーム体験会」に、先輩移住者として同行し、取材してきました。
「空き家リフォーム体験会」とは
一言に「移住」と言っても、色々な形があります。
今回の体験会は、「空き家を使っての移住」をテーマに、本物の空き家を使ったリフォーム体験を通じて、移住と空き家活用を具体的にイメージしていただくことを目的に、富士山のふもと・富士市で開催されました。
参加者は、体験会の協力者である、地元の建設会社(LivingD第一建設)と、空き家リノベーションの実績が豊富な事業者(日の出企画)から、自分でできるところはセルフリノベーションすることや、難しいところはプロの手を借りて費用を抑えつつも、素敵な住まいを手に入れる方法について説明があったほか、ペンキ塗りをしながら具体的なイメージを膨らませていました。
体験前に、市役所で富士市の紹介がありました
当日はあいにくの雨模様で富士山は顔を出してくれませんでしたが、オリエンテーションとして富士市役所屋上の「ふじさんてらすMierula」で富士市の紹介を聞く時には、奇跡的に雨が一旦止み、市内を一望することができました。
こちらは、平日や休日開庁日には一般公開もされているので、富士市に遊びに来た際には、ぜひ立ち寄って欲しい場所の一つです。
夫婦、家族で協力してペンキ塗り!
市役所のすぐ近くにある、LivingD第一建設が倉庫としてリフォーム中の空き家へ移動し、体験が始まりました。
まず、LivingD第一建設から、空き家をリフォームすることになった経緯や、どのように理想の住空間を作っていくかのほか、費用を抑えるポイントなど、写真などを用いながら具体的な説明がありました。大変わかりやすく、DIYの経験がない私でもイメージが湧き、これなら自分もできるかもしれないと感じました。
説明の後は、今回のメインイベントである壁塗りにチャレンジ。参加者は、シーラーでの下地塗りと、「エッグペイント」というペンキでの仕上げ塗りを体験しました。ペンキといえば、独特な鼻をつくような臭いを嫌がる方も多いと思いますが、エッグペイントには、その嫌な臭いがほとんど感じられず、参加された方々も驚いていました。
エッグペイントは、卵の殻と珪藻土を混ぜて作った安全安心なペンキで、重ね塗りしてもムラができにくいためDIY初心者でも綺麗に仕上げることができるそうです。
お子さんも集中してペンキ塗りしていたほか、ご夫婦で参加された方は、ペンキで可愛らしい絵を描き、ちょっとした遊び心を加えるなど微笑ましい姿もたくさん見られました。短い時間でしたが、仕上がり具合を見て、壁が綺麗になるだけでも空き家の雰囲気が変わることを実感しながら、「思ったよりも簡単だった」とおっしゃっていました。
おしゃれなカフェで一服しながら交流
体験会の最後は、空き家の隣にある「アルタナカフェ」へ移動し、お好きな飲み物とケーキをいただきながら感想の発表が行われました。
「空き家や富士市のことをもっと深く聞きたい。」「自分たちがDIYする時に向けて良い経験になった。」「夢中になれて楽しかった。」「壁塗りは簡単そうに見えて、意外と良い運動になった。」などの声が聞かれたほか、参加されたお子さんは「ペンキ塗るの初めてだったけど、楽しかった!」と言っていました。
移住しようか迷っている方、体験会から始めてみませんか?
私は移住して約半年ですが、富士市移住定住推進室は、移住した後も関係を持ちながら本当の意味で「移住してよかった」と思える関わりをしてくれていて、移住前後を丁寧にサポートしてくれる良さを実感しています。
この体験会でも、移住検討者がどんなことを求め、どんなことに興味があるのか、富士市として手伝えることは何かと、移住者目線に立ちながら開催していたと感じました。
今後、私も先輩移住者の一人として、富士市の魅力や移住体験を発信していきたいと思います。
移住について関心を持たれていたり、迷っているという方、まずは今回のような体験会に参加してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
金澤(富士このみスタイル ライター)
令和4年3月に千葉県から富士市に移住してきました。
平日は基本在宅ワーク、週1関東へ出社しています。車を手に入れたので、週末はアウトドア三昧で楽しく過ごしています!
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