「富士山のふもとでリフォーム体験・交流イベント(壁塗り)」をレポート!
記事公開日:2023.9.15
今年度2回目の「リフォーム体験・交流イベント」が開催されました。
このイベントは富士市のシティプロモーション課移住定住推進室と住宅政策課が主催したものです。
今回は、東京から移住し、富士駅前商店街で開店準備中だった「BarPonte」オーナー黒木さんにご協力いただき、リフォーム中の店舗で移住検討者のみなさまと壁塗り体験&交流会をしました!
「空き家リフォーム体験会」とは
好評だった1回目の建具リフォームに続き、2回目の今回は、実際にリフォーム中の店舗で壁塗り体験をしました。
リフォームは、元の建物の原型をとどめつつ、部分的に設備を整えたり、壁紙やフロアを張り替えたりすることで、コストを抑えながら、マイホームや店舗の開店など、ご自身の夢をかなえることができます。
今回は、関東から移住し、長年の夢だったご自身のBarの8月開店に向けてリフォーム中の黒木さん、そして施工企業の「(株)onedesign」様のご協力のもと、富士市への移住に興味を持たれているご家族を対象に「空き家や空き店舗を活用した移住」のイメージをふくらませたり、先輩移住者や地元業者と交流することを目的に開催しました。
専門家から、空き家・空き店舗リフォームのアドバイス
参加者や協力者、市職員の自己紹介を行い、なごやかな雰囲気でイベントはスタートしました。今回は、静岡県外からの移住検討者2組、富士市在住のご家族が1組、Barオーナーの黒木さんご家族の計4組が壁塗りリフォーム体験を行います。
まず、今回の物件のリフォームを施工している「(株)onedesign」様より、リフォーム全般についてのアドバイスの時間がありました。空き物件の見分け方、リフォームによってコストを抑えるポイント、実際のリフォーム事例の紹介により、具体的なイメージを膨らませながらリフォームのメリットを伝えていただきました。また、リフォームを行う上での注意点(築年数別に見るリフォームの必要な箇所、安い中古物件ほどリフォーム費用が高くなる可能性があること)などの説明がありました。
その後は、富士市役所住宅政策課の職員から、リフォームを行う際の市の支援として、補助金制度などをご紹介しました。(空き家バンク物件のリフォーム補助金について、詳しくはこちらへ)
壁塗り体験スタート!
今回は、壁塗りを体験させていただきました。使ったのは、「エッグペイント」という種類のペンキです。その名の通り、卵の殻から作られた塗料で、自然由来なので体に優しく、匂いもほぼしません。湿度を調整したり、匂いを吸収したりなど、機能性も抜群。
2度塗りが必要な工程のうち、今回は1度目の塗装だったため、参加者の皆様も安心して実践することができました。
ひとたび塗りだすと塗りムラが見えて、さらに綺麗にペンキを伸ばしたくなる…気づけば大人から子供まで皆さん作業に没頭し、あっという間に時間が過ぎていきました。職員の私も少し体験させていただきましたが夢中になってしまい、気づいたらポロシャツが白いペンキまみれでした。(エッグペイントは、洗濯ですぐ落ちました!)
体験の合間に相談会も実施
今回のイベントには、空き家活用アドバイザーとして(有)日の出企画様にご協力をいただきました。壁塗り体験の合間に、移住後の物件さがしや空き家活用についての個別相談の時間を設けることで、それぞれの参加者の移住に関する質問に丁寧にお答えいただきました。
BarPonteオーナー黒木さんの「自家製シロップ」を飲みながら交流
作業後は、お庭で交流会を開きました。なんと、Barオーナーの黒木さんのご提案により、Bar開店に向け試作中の「自家製シロップ」をふるまっていただけることに!さわやかな梅シロップと、ほうじ茶入りクラフトコーラの2種類をご用意いただきました。そんなおいしいシロップを飲みながら、リラックスした雰囲気で皆様から感想と質問を伺いました。参加者からは「貴重な壁塗り体験ができて楽しい」「実際にDIYをしてみたくなった」「イベントに協力いただいた皆様の温かさに触れて、とても居心地がよかった。交流を通して富士市の良さを感じることができました」などの感想をいただきました。
黒木さんへの質問では、「店舗の立地の選び方について」が挙がり、黒木さんは、「商店街なので競合店が多いと思われがちだが、お店を数件ハシゴする人も多く、近隣店舗で協力しあっている。そして駅に近く、活気ある場所でお店を開きたかった」とお答えされていました。
黒木さんのお店「BarPonte」は、8月22日にグランドオープンしました!
今回ご協力いただいた黒木さんのBar「BarPonte」は、リフォームを経て、今年の8月22日にオープンしました。
黒木さんが仰っていましたが、Ponteはイタリア語で「架け橋」。食材の生産者が商品に込めた思いと、お客様の美味しいという声をバーテンダーとして繋ぐ架け橋となりたい。そして、お店自体が、集う人たちの架け橋となりたいという黒木さんの思いが込められています。今回、参加者のみなさまが壁塗り体験に参加したことで交流が生まれ、移住検討者と富士市との架け橋ができました。お店に足を運んでいただいた際には、このイベントを思い出しながら店内をご覧ください。そして、黒木さんにも移住の体験談をぜひ聞いてみてください!
移住に興味のある方、富士市に来て魅力を体感しませんか?
「移住したい」「興味はあるけれど不安がある」そんな方も、体験と情報収集が一度にできるので、不安解消の糸口になるかもしれません。今回のようなイベントの情報は、富士市移住ポータルサイト「富士市移住コトハジメ」イベント情報から見ることができます。ぜひこちら(クリックで移動)からチェックしてくださいね。
今回の様子は富士市公式YouTubeでも見れます
動画でも様子をご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。
お問い合わせ・ご相談窓口
富士市役所 総務部
シティプロモーション課 移住定住推進室〒417-8601
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営業時間 9:00 – 17:00(平日)