2024年9月14日(土)、富士市主催の移住検討ファミリー向け体験&交流イベント「稲刈り体験」が開催されました。
昨年度より大好評の農業体験イベント、今年度は5月の田植えに続き、2回目の開催です。富士市の魅力の一つである自然の豊かさを味わいながら、先輩移住者や富士市に住む方々との交流を通して、もっと富士市を知ってもらいたいと企画されました。

今回は、移住を検討中のファミリーが1組、地元富士地区からは2組のファミリーが参加。
前回の田植え体験に引き続き、今回も富士市移住定住応援団やまたか農場さんにご協力いただきました。

参加者の皆さんで記念写真!

稲刈り体験開始!

田んぼの場所は、浮島ヶ原の開拓地。晴れた日には富士山や愛鷹山が望める場所で、近くには梨畑も点在しています。新幹線と富士山を一緒に撮影できる場所として、カメラマンに人気のスポットもすぐそばにあります。

まずは今日の作業の説明から。
最初に昔ながらの鎌での刈り取りを行い、その後、コンバインを使っての刈り取り体験を行います。作業に取り掛かる前に、やまたか農場さんから鎌の使い方のレクチャーを受けました。お話を聞き終わるとすぐに鎌を持ち、さっそく作業へ。大人も子どもも稲をつかんで刈るという作業をせっせと繰り返し行います。小さな子たちは、刈った穂を広いところへ運ぶお手伝い。稲穂がどんどん積まれていきます。

【鎌の使い方】
・鎌は引いて刈る
・危ないので足のない方向に引く
・親指を上にして藁を持つ

9月とは思えない暑さ!水分補給も忘れずに

「まだ疲れてない」「もっとやる」という声も聞こえる中、コンバインでの刈り取り作業へ。コンバインは車のように移動しながら稲の刈り取りと脱穀の作業を一度に行う機械。あっという間に刈り取られていきます。
参加者の皆さんも運転席に座らせてもらい、刈り取り作業を体験しました。大きな機械を動かすということで、みなさん真剣です。
子どもたちはひざの上に乗せてもらっての乗車。「かっこいい!」の声に嬉しそうに手を振っていました。

そして、田んぼにはいろんな生き物もいます。
タニシやカニ、バッタ、カエルなどが土や稲の陰に隠れてました。
稲を刈ったところからカエルやバッタがぴょんぴょん飛び出してきます。
稲刈りの時期になると田んぼに現れるシラサギは、このカエルたちを狙って田んぼにやってくるんだそうですよ。

昼食タイム!

昼食の支度をする間、「このみ会」ワーカーの秋山さんお手製の紙芝居をみんなで見ました。
紙芝居では「富士市のいいところ・残念なところ」をご紹介。「実家のみんなに自慢できるほど景色が良い」「バスの本数が少ないのが残念」「気軽にアウトドアできるのがいい」といった移住者の先輩としての意見に、みなさん聞き入っていました。

かわいい絵柄で、子どもたちも静かに聞いてくれていました。

さて、いよいよお待ちかねの昼食です。
おむすび さやさんがおいしそうなお弁当を作ってくれました。ふたを開けると、豪華!おいしそう!という声が響き渡ります。


おにぎりは、やまたか農場さんの新米コシヒカリ!ご飯がピカピカに光っています。
ゴーヤチャンプルーなどのおかずも、やまたか農場さんのこうじを使ってじんわりと優しいお味、味噌汁も野菜がいっぱいで具だくさん!
おいしい、おいしいと言いながら、みなさんもりもり食べていました。普段は野菜を食べないというお子さんも、自分から手を伸ばしてぱくぱくとおいしそう!自然の恵みをたらふくいただき、大満足のランチタイムになりました。

食後の交流タイム

食後はのんびりとフリータイムへ。お腹が満たされて、会話が弾みます。
横浜から来たご家族は前回の田植え体験イベントに続いて、今回の稲刈り体験にも参加。富士市の良さをいっぱい感じてくれたようです。
農業体験イベントで実際に来てみて、地元の人とふれあって、この地域の良さを実感できたとのこと。嬉しい声が聞けました。

富士市のことは、富士市を舞台に撮影されたドラマ「さよならマエストロ」を見て知ってくださったそうです。
何気ないドラマのワンシーンでも、目に留まるような素敵な風景が富士市にはあり、毎日その景色を眺められるのは、本当にありがたいことだなあと改めて思いました。
このドラマの撮影は富士市のいろいろな場所で行われ、私もエキストラとして出演していたので、なんとなく誇らしかったです。

その後も富士市の職員さんからは、さもにゃんクイズが、やまたか農場さんからは、お米クイズが出題され、大変盛り上がりました。

富士市のシティプロモーションキャラクター「さもにゃん」
最近、シティプロモーション大使に任命され、大活躍中!
やまたか農場 由香さんのお米クイズ!楽しく学ぶことができました。

レポーターからひと言

今回のレポートは「このみ会」ワーカーの渡辺、写真撮影は同じく「このみ会」ワーカーの山口さんでお送りしました。
農業体験イベントを通して、富士市に住んでいる人と富士市を好きになってくれた人をつなぎ、素敵な交流が生まれていることを実感しました。自然の中で体を動かし、おいしいものを食べ、みんなとワイワイ気兼ねなくおしゃべりをする・・・ありふれたなんでもないことこそが心を満たしてくれる、そんな1日でした。

★★☆移住に関するイベントの情報はこちらから☆★★

この記事を書いた人

渡辺(富士このみスタイル ライター)

富士市生まれ富士市在住の吉原っ子。ライブと文楽と瓶コーラが大好きです。勝手に郷土研究部。

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