最近移住してきた金澤有沙さん(左)と、 昨年移住した私ライターの加藤香利(右)でテレワーク体験!

今回は、富士市にテレワーク移住をして4カ月の金澤有沙さんと、先輩移住者の私ライター加藤が、コワーキングスペース「WORX富士(ワークスフジ)」に伺い、金澤さんにコワーキングスペースの使い心地や富士市でのテレワーク、移住を決めたきっかけなどについてお話をお聞きしました。

※コワーキングスペース…コワーキングは「Co(共同で)」「Working(仕事をする)」という意味。
            コワーキングスペースは、個室ではなく図書館のようにオープンスペースの共同で仕事をする場所。

【お話を伺った人】金澤有沙さん
2022年3月に単身で千葉県からテレワーク移住。静岡県浜松市出身。4年ほど、東京都23区内の大手IT企業で営業職を行っており、テレワークが始まったのを機に移住を検討。趣味はキャンプや山登りなど。

コワーキングスペースの利用体験

富士市島田町にあるコワーキングスペースWORX富士で、スタッフの酒見さんにWORX富士の利用方法についてご案内していただきました。
WORX富士には、1階と2階に分かれたワークスペースに100を超える席があり、好きな席でパソコン作業をしたりオンライン会議に参加したりすることができます。

丁寧にコワーキングスペースの案内をしてくださった酒見さん(右)

今回、取材に同行してくれたのは、富士市役所 移住定住推進室の山中さん(下の写真)。
富士市には、他にもTSUKURIBAやリトルエル、みらいてらすなど、コワーキングスペースが充実していることを案内してくれたほか、
移住後に困ったことはないかなどの話をしました。

富士市は、移住をサポートする担当者との距離が近く、移住前だけでなく移住後も、相談や質問をしやすいのが魅力です。

富士市役所の山中さん(左)

コワーキングスペースを初めて利用してみていかがでしたか?

朝起きて、ちょっと外に出て仕事したいなと思うときもあるので、こういう場所があるのは嬉しいですね。

雰囲気も会社のオフィスに近い感じがします。スペースが広くて席が離れているので、人の声も気にならずに仕事ができそうです。
東京には会社のコワーキングスペースがあるので、ときどき使っていたのですが、富士市にもこういう場所があるならこれから使ってみたいです。

富士市でのテレワークはいかがですか?

とても快適です!営業の仕事をしているのですが、基本的にはすべてオンラインでできるので、移住後も問題なくテレワークできています。東京にいるときより家が広くなって、仕事部屋を確保できるので、在宅ワークもしやすいです。

富士市は東京や周辺の市町と比べて家賃が安いので広い部屋に住めるし、駐車場と倉庫まで付いているのでびっくりしました。
出社は必須ではないのですが、ずっと在宅で仕事しているよりも気分転換になるし、ついでに友だちにも会えるので、週に1日くらいは東京へ新幹線通勤をしています。
これまでの通勤よりは少し時間がかかりますが、ゆっくり座って通勤できるので、満員電車で通勤していた頃よりも疲れないですし、携帯で好きなドラマを見ていたらあっという間に着いてしまいます。

出張で飛行機に乗るときは、富士山静岡空港を使ったり羽田空港を使ったりと、柔軟に仕事できていると思います。

「富士市に移住して良かった!」と笑顔で語る金澤さん(右)

富士市への移住を決めた理由は何ですか?

もともと浜松市に住んでいたので、東京で働くようになってからも自然豊かなところに住みたいという希望はありました。
でも仕事を辞めるというのはハードルが高かったんです。
それが、コロナ禍になって100%在宅勤務が1年くらい続いたときに、もう100%出社に戻ることはないだろうと思い、移住を考えるようになりました。

そのタイミングで、富士市のテレワーク移住の補助金を取り上げたテレビ番組を見たんです。
その当時、東京で働きだして3年くらいだったんですけど、「東京で5年以上居住や勤務をしている人」という条件の補助金が、私には当てはまらなくて…。
富士市のテレワーク補助金は条件が1年だと知って、もともと静岡県出身で全然知らない土地ではないし、新幹線を使えば1時間くらいで東京まで通勤できるし、キャンプが趣味なので富士山もある自然豊かな富士市に移住しよう!と決めました。

移住する際に不安はありましたか?

不安は特にありませんでした。
引っ越し費用が結構かかるかなと思っていたんですが、富士市のテレワーク補助金で負担してくれるということで、問題になりませんでした。

休日はどんな過ごし方をしていますか?

移住してからまだキャンプには行けていないのですが、その代わりに山登りをするようになりました。
こっちに来たらショッピングとかではなく、アウトドアを楽しみたいという気持ちが自然と生まれてきたんです。

それと、富士市内のご飯屋さんやカフェを開拓するのも好きで、いろんなお店に行っています。
正直な話、富士市にこんなにたくさんのオシャレなお店があることに驚いています!洗練された飲食店だけでなく、昔ながらのレトロなカフェなどがあって新しいお店を探すことがとても楽しいです!

せっかく富士市に来たのだから、これからはソロキャンプとか、やりたいと思ったことは何でもやってみたいです!

登山する金澤さん。富士市からは県内や山梨方面に行きやすいので、登りたい山がたくさんあるそう。
富士市での生活を満喫する金澤さん

移住を考えている方へメッセージをお願いします!

本当に移住した方がいいと思います。移住してからすごく楽しいですよ!

テレワークが中心であれば、新幹線通勤も週1、2回くらいなので全然苦ではないというか、むしろ新幹線で座って通勤のほうが体は楽ですし、テレワーク補助金のおかげで費用面の負担もなく移住できたので、悩んでいるんだったら、今のうちに移住した方がいいと思います。

東京にいたときは、「起きて仕事して寝る」みたいな生活だったんですが、今はちょっと早起きをして運動をしたり、野菜を育てたりして趣味が広がりましたし、これもやりたいあれもやりたい、という気持ちがどんどん湧いてきます。
動いてみて、ちょっと違ったって思うならまた戻ればいいくらいの気軽さで、移住を迷っている人がいたら、一度「えいや」っと動いてみてほしいです。

富士市を満喫している金澤さん(右)の話を聞き、私ライターの加藤(左)も改めて富士市に移住してよかったと感じました!

文中で紹介した富士市のコワーキングスペース

この記事を書いた人

加藤(富士このみスタイル ライター)

今回、金澤さんにお話をお聞きしたのは、富士このみスタイルのライターとして活動している加藤です。
私自身も、2021年に東京から富士市に移住しました。家の窓から見える富士山を毎日楽しんでいます。

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