NEW
移住定住推進室だより
2025.3.4
大学生が活躍する富士市を目指して(その2)~大学生ワークチームが企業の課題解決に挑戦~
若者の市外転出に伴い、大学生が市内で活動したり、市内企業との接点を持ったりする機会が少なくなっています。市内に大学がなくても、大学生が集まり、学び、活動することができる富士市を目指して取り組んでいます。
大学生ワークシェアで企業コンサルティング
大学生が富士市との関わりを持ち、市内企業とのつながりを創出することを目的に、令和5年度から実施しています。今年度は市内企業6社の協力のもと、大学生26人が参加し、企業の課題解決に取り組みました。
6月に開催した2泊3日の合宿形式のプログラムでは、企業訪問やワークショップなどを行い、課題を掘り下げ、解決策を提案しました。その後、オンライン会議ツールでの打合せや動画制作など、約3か月間活動しました。
9月の成果発表会に参加した学生からは、「企業の活動や魅力を直接知ることができ、社会での実践力を磨く経験が得られた」という感想のほか、企業からは、「課題解決への寄与だけではなく、若者の視点から様々な気づきがあった」との感想を頂くなど、学生×企業により、新しい価値が創出されました。


大学生ワークシェアに参加した学生の声

松山 晃輔さん(九州産業大学)
富士市と関わりはありませんでしたが、自分なりに考えて取り組んだことが、結果的に地域貢献につながったのではないかと手応えをかんじました。富士市は地域に対して熱い想いを持つ人が多い印象です。私も富士市で様々なことにチャレンジしてみたいです。

三井 くるみさん(静岡県立大学)
私は、地域貢献に興味があったので、大学での座学だけではなく、外に出て実践的な学びができて非常にありがたく感じます。地域での活動をしてみたい学生は多いので、富士市の行政や企業がこのような活動をしているということを、もっと広めたいと思います。
関連情報
・「大学生ワークシェアで企業コンサルティング」市長報告会を開催しました!
・リーフレット
リーフレットを作成しました。合宿から成果物提出まで、学生×企業の3か月間の活動内容が伝わる冊子になっております。ぜひご覧ください。