「農業体験（トウモロコシ狩り＆野菜ブーケ作り）イベント」レポート【後編】

富士市への移住検討者・移住者向けに、今年度2回目となる農業体験イベント「トウモロコシ狩り」が開催されました！移住8年目の「このみ会」ワーカーであるライター平川が、体験・取材をしてきました。写真撮影は、「このみ会」ワーカーの小野さんが行いました。
＊盛りだくさんの内容なので、前編（トウモロコシ狩り・昼食）／後編（ブーケづくり・交流）に分けてお届けします！＊
前編「トウモロコシ狩り体験～ランチ」に引き続き、こちらは後編の「野菜ブーケづくり～交流時間」です。

訳あり野菜が写真映え！　野菜ブーケ作り

午後からは、移住した女性が活躍している富士市の市民団体「このみ会」から、三人の先輩移住者が合流。ゲストスピーカーとして、参加者の皆さんと交流しながら、移住に関するお話をしてもらいます。

野菜を使ってのブーケ作りです。はじめに、やまたか農場の高橋由香さんから、ブーケについての説明がありました。

ここで使用されるお野菜は全て、お店には並ばない、規格外のB級品。とれたてですし味は保証つきですが、傷がついていたり大きさや形が規格に沿っていなかったりするため、市場には出回らないのです。産直市場などで売れ残ってしまえば、廃棄に…。

そうした訳ありのお野菜も、お花と一緒に束ねてかわいい紙でラッピングすれば、プレゼントにも喜ばれそうなかわいいブーケになっちゃうんです！

なんと野菜を包んでいるこの紙にも秘密が！実はこれ、「みつろうラップ」といって、綿100%の布に、ミツバチから取れる「みつろう」を染み込ませて作られている、天然素材で繰り返し使える安心安全なエコラップなのです。

野菜ブーケは、楽しみながらSDGsに貢献し、SNS映えまでできちゃう優れもの。
こちらのブーケ作りは、食品ロスを減らしたいという想いから、なんと由香さんが独自に考案したものとのこと！（すごい！）
さて、説明を受けたら、実際にブーケを作っていきます。かごいっぱいの野菜を受け取ったら、好きなみつろうラップとリボンを選んで

竹串の扱いに気をつけつつ、形や色を考えながら野菜を配置していきます。

ジャガイモ、ニンジン、なす、きゅうり、ニンニク、オクラ、モロヘイヤ。様々な野菜の色や形が組み合わさって、鮮やかなオリジナルブーケが次第に完成していきます。

均等に飾っていく方あり、おしゃれに仕上がる方あり、伝説の剣（！？）をモチーフにする方あり。
ふぞろいの野菜がそれぞれ個性ある美しい花束に変身し、どのブーケもキラキラ輝いて見えました！

野菜ブーケ作りが予想以上に盛り上がり、予定していたゲストスピーカーからのお話の時間はぎゅっと圧縮されてしまいましたが…
すでに、収穫・食事・作業の合間に、自然と笑顔が増えて、移住検討者・移住者同士のでの交流が生まれていました。あたたかな雰囲気の中、打ち解け合ってたくさんお話しすることができていたのでした。

参加者の皆さんからのご感想と、先輩移住者からのお話

参加者の皆さんに、本日の感想を伺いました！移住検討者のみなさまからは
「自然のもと、のびのびと過ごせる環境だと感じた」
「子どもが富士山に興味を持った」
「もっと富士市の良さを知っていきたい」

移住者して間もない皆さまからは、
「富士市民の皆さんの、子どもへのまなざしの温かさを感じる」
「地元の方々から、富士市への愛情を感じる」「あたたかく受け入れてくださり、移住して本当に良かった！」
などといった富士市へのポジティブな印象が、次々と語られました。

その後は、先輩移住者から富士市に住んでよかったこと、おすすめの過ごし方などお話していただきました。たくさんの公園やキャンプ場、観覧車のあるサービスエリアなど、家族で楽しめる場所が多いのが富士市のいいところ！！車で少し行くだけで、海も見えるし、山もあって、今回のような農業体験だってできる。「休日の家族での過ごし方が充実して、暮らしが楽しくなりました」とお話しされていました。
富士市は温暖で過ごしやすいだけでなく、家族で暮らしていくのにも、とっても恵まれたエリアなのです。富士山の見え方へのこだわりも聞けましたよ。